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ハワイでの海洋散骨体験談

今回の散骨には親族5名も同行して計6名でハワイへ行きました。事前に遺骨を粉骨しておいて、HISの格安ツアーを使って現地へ出向き、チャーターボートは事前に日本からメールで事前手配してありました(ハワイ散骨サポート)。散骨は半日で終わるので、残りは全部観光です。不安だらけでしたが出国の際にあれこれ聞かれることもなければ、入国の際に呼び止められることもなく終了。事前に用意しておいた死亡届などの英訳は無駄になったけど、これさえあればという心の支えにはなります。

ケワロ湾に停泊するボート散骨当日は現地の友人が手配してくれたタクシーがホテルまでお迎えに来てくれ送迎。ワイキキから車で15分程度のケワロ湾のヨットハーバーから出港します。今回乗ったボートは10人乗りくらいで、中規模でしたけど結構揺れました。

ハワイ州の条例により陸地より3マイル以上離れた場所で散骨しなくてはならないので15分ほど沖合に向けて走ることになります。風が吹いていると波も立つので船酔いし易い人は酔い止めの薬を飲むとか、事前の食事に気を使うなどした方が良いですね。実はみんなが酔わないように酔い止めを配ったのですけど、飲んだはずの自分が思いっきり船酔いしてしまいまして脂汗かいてました(笑)。小さなお子様などを連れて乗船する際は、少々大きめの船を選んだ方が揺れも少なくていいかもしれません。

ボートの上で記念撮影ハワイの正装はアロハシャツやムームーですが、それほどこだわらないでいいと思います。ラフな格好で気軽な感じで散骨してあげた方がハワイっぽいと思います。

日本の葬式マナーとは大きく違います。海で花束などを投げると潮の流れに乗って花束がビーチに漂着してしまいます。ワイキキビーチは観光地ですからそんな場所にレイが流れ着くのは問題です。ですので投げ入れる花は「花びら」状態のものを少量がマナーです。セロファンで包んだ花束などは絶対に投げ込まないようにしましょう。

散骨は遺骨の一部だけ・・・なんて言われますが残しても仕方がないので全て散骨しました。水溶性の紙袋に入れてドボン!(もう少し小分けにした方が良かったかな?なんて少し後悔)海底でゆっくり溶けたカルシウムはお魚やサンゴに生まれ変わるでしょう。散骨はもともと借りていた肉体を地球に還すみたいなそんな自然性があって妙に納得してしまいました。

散骨する瞬間

ハワイの散骨にかかった費用

今回の日程は秋の閑散期の3泊5日、費用は自分、父の兄、姉、妹の4名分の渡航費用が60万円程度(他2名は自腹)、チャーターボートの料金が11万円でした。あと事前粉骨で2万円。渡航費用の1人あたりの料金は15万円で、HIS利用で普通にハワイに行き、半日を利用して散骨しました。あとはフリー♪(親族で旅行なんて初めてだったかも)現地での食費などは各自持ちですので、総額で実質は約75万円程度です。小さな墓地一区画を買う値段で親族4名をハワイに連れて行けるのですからとても安上がりです。しかもお墓の維持費もないし、法事といえばハワイに行くことになるので忌引き扱いにもなるようです(子供達は大喜びですね多分)。

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後日、父の同級生から嬉しい便りが

ハワイ散骨を終え、生前最後に届いていた父宛の年賀状全てに「ハワイで散骨しました」と報告をはがきで出しました。するとその数ヶ月後に父の同級生から写真付きでハワイに行ってお祈りしてきましたとお便りが届きました。何でも数十年ぶりの海外旅行に行くきっかけになったそうで、奥さんも大変喜んでいたそうです。ハワイに行く大きな機会を作るなんて、親父も粋なことやるなぁ~と感心してしまいました。

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