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優良散骨業者の選び方 2024年最新版

随分淘汰されましたが怪しい業者はまだ存在します。船を所有している素人高齢者の参入が目立ってきましたが、大切な遺骨を取り扱うわけですから散骨業者選びは慎重に行わなければいけません。

空き家やバーチャルオフィスで別会社を登記、遺骨の郵送先は全然違うアパートの一室・・・そんな詐欺まがいな散骨業者がいます。こういう業者に委託すると散骨トラブルに巻き込まれる可能性もありますので注意が必要です。

そこで、これから「散骨しよう」と考えている利用者が安心して散骨ができるよう、散骨@マガジンの編集部が利用者の目線でHPをチェック!必要があればお電話やメールなどを使って詳細を確認してから登録しています。

信念として「これはダメだな…」という散骨業者さんはお金を積まれても掲載しません。

【注意】こんな散骨業者には気をつけて!
悪徳業者読者からの通報やご相談が急増しているものには以下のような事例があります。

・「散骨は無料」だけどその他が高額。またはその逆。

・遺骨の郵送先が廃墟や郵便局留めだったり、遺骨が転送されて別の所に届いていた。

・「散骨無料」などと募集をかけ、寄付やお心付けを無心する業者や団体や、実際は粉骨代や献花、撮影代なども必要でお葬式のように単価アップする業者。

・格安散骨を餌にペンダントや壺などの手元供養品を高値で売りつける業者。

・個人でやってる小さな会社なのに前払いの生前予約を受け付けている業者。

優良な散骨業者を選ぶ5つのコツ

  1. お客様満足度の結果は信用しない
  2. お店や会社が本当にあるか調べてみましょう
  3. 価格の安さに騙されない!
  4. やたら電話で話しをしたがる業者には要注意
  5. パンフレットや資料を取り寄せよう

散骨業者とは?

全国の散骨業者ガイド

 

1.お客様満足度の結果は信用しない

開業してわずか2ヶ月なのに「お客様満足度No.1」とか、当社独自のアンケート調査結果で三冠達成!とか実績の無い会社はなんとか信用を付けようとこの手の表示を前面に出してきますが、皆様ご存じの通り、こういう手口は悪質な通販などで多く見られる手法ですので要注意です。

ちょっと心配なので何社か実態調査をしたところ、その母体はデイサービスで失敗した会社とアフィリエイト業者でした。特に後者はお客様満足度アンケートも関連会社がねつ造していたりとインチキ度高めなので本当に要注意です。

こういった会社は実績に乏しいのでレビューも「やらせ」ですし、利用者実績もやらせが大半です。お客様と一緒に撮ったという画像を並べて信用を得ようとしていますが、普通に考えて自らプライバシーを晒すお客様などほとんどいるわけありません。満足度はお客様が測るものです。

 

2.お店や会社が本当にあるか調べてみましょう

身元がしっかりしているということはとても重要です。ホームページがきれいでも実店舗が無い業者もいますし、法人でもバーチャルオフィスやフリーダイヤルで実体を隠している事もあります。

お店の所在地に行ったら普通の家だった!廃墟だった!なんてことも調査結果として実際にありました。実店舗無しで訪問引取りや、郵送でしか受け付けていない業者はまず怪しいと疑った方がいいです。

最も確実な確認方法はGoogleストリートビューで実店舗を確認することでしょう。

記載されている住所をGoogle地図に入力すると近隣の様子を写真で確認できます。バーチャルオフィス等はすぐ判りますし、所在地の番地が途中までしか記載されていない(部屋番号を隠してる事が多い)と詳細なポイントを指しません。

調査した結果がアパートの一室や廃墟っぽかったら、高い確率で遺骨はどこか別の場所へ転送されていますので利用しないことをお勧めします。

 

3.価格の安さに騙されない!

不法投棄実績のない新参業者はなんとか気を引こうと価格の安さをアピールする傾向にありますが、「0円で散骨」とかできるわけなく、結局それ以外のお金が後から必要になる仕組みです(例えば別途粉骨代が2万円必要です等)。

ちょっと怖いなと感じたのはペット葬儀会社の低価格参入です。法律上、動物の遺骨は可燃物として処分できますので、その流れで処分されていたとしても依頼者には判らないだろうな・・・というのが危惧点です。あえて別会社を作ってる所なども加味して怖い物を感じています。

墓石業者が骨壺をマンションの集積場に不法投棄していた!とか、集めた骨壺を葬儀業者に転売していた!といった事件も実際にありましたので、極端に安すぎる業者は注意が必要です。

散骨費用の相場っていくらくらいなの?

散骨費用は船の大きさや散骨する場所、サービスの内容で大きく左右されますが、ザックリ考えて乗船散骨なら10万円前後、散骨代行なら2万円前後が相場ではないでしょうか?詳しくはリンクを張っておきましたのでそちらのでページをご参照ください。

散骨費用の相場とは?

税込価格で見積もりしましょう!

少しでも安く見せるために税抜きで表示してる業者が多いですが、利用者が最終的に支払うのは税込価格なわけですから、見積もり比較をするときは必ず税込で検討しましょう。 2021年4月から税込表示をしていないと違法になります。

料金「全額」前払いには要注意!
優良な会社は料金後払い制をとっています。これは以前、料金を全額前払いで支払ったお客様が、準備が整って発送したところ依頼しようとしていた会社が潰れていて利用できなかった事があった為です。送骨セットなどを取り寄せてからすぐに利用するか判らない場合、小さな会社の全額前払い制は消費者にとってリスクしかありません。

詳細な内容は明記できませんが、過去に会社を破産させた経験のある方が前払い制で受託していることが確認できています。これが何を意味するか理解できる方は、HPをよくご覧になって、料金後払いの会社を選択するようお勧めいたします。

 

 

4.やたら電話で話しをしたがる業者には要注意

最近では電話、メール、LINEなどと問合せ方法が増えてきましたが、最も安全なお問合せ方法はメールです。

なぜならやり取りが全て証拠として残るからです。少々面倒で時間はかかってもメールでお問い合わせした方が安心です。

注意が必要なのは電話で、電話は証拠が残りにくいので悪質な業者は電話で交渉をしたがります。

最近報告があった例では、メールで問合せしたら電話がかかってきて「今申し込めば割引します」とか「他社はいくらですか?うちなら2体目は無料にしますよ」等と交渉してくるそうです。2体目が無料とか・・・遺骨を物みたいに扱う姿勢に憤りすら感じます。

お年寄りはメールが苦手な弱点を突いた悪質な勧誘方法だと思いますので気をつけてください。

悪質な電話勧誘する業者

 

5.パンフレットや資料を取り寄せよう

印刷物を取り寄せてみるとその会社の実態がよく分かります。HPはコロコロ変えられますが、印刷物はそう簡単には変更できないからです。

あまりたくさん取り寄せても時間の無駄なので、めぼしい散骨業者2~3社から資料を取り寄せ、比較してみましょう。 パンフレットをじっくり読んで、一番信用ができそうな会社を選ぶことをお勧めします。

 

散骨業者って何?

遺骨の粉化から散骨まで全てをご自身でできれば最も安く手軽なのですが、海洋葬の場合などは海上まで行くボートを手配したりと手間が大変です。

そうした散骨に関する作業をプロの技術でサポートしてくれるのが散骨業者の役割です。多少のお金はかかりますが、時間と手間の節約になりますので積極的に利用する事をお勧めします。

海洋散骨

ルールやマナーを自主的に守ってる散骨業者がほとんどですが守れていない業者もいますのでHP等で違和感を感じたら止めておきましょう。

委託コースや料金は各社様々ですので迷うところですが、迷ったら散骨の種類と費用相場というページがございますのでそちらをご参考ください。

 

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全国の優良散骨業者ガイド

全国の「優良」散骨業者ガイド