1. 散骨ホーム
  2. 散骨のやり方

散骨方法と手順、粉骨の仕方

まずはじめに、遺骨の所有権は祭祀継承者にあります。通常は配偶者か長男、または長女ですが、血縁関係が複雑な場合などは祭祀承継権をどなたが保有しているのかを書類などを作成して明確にしておいた方がトラブルにはなりませんのでお勧めします。法律上、散骨を許可できるのはこの祭祀継承者だけになります。

お寺に預けたあった遺骨を散骨するのに改葬届けは必要か?

散骨は「自力」で行うか「業者」に依頼かの2タイプ

粉骨(遺骨を粉砕する)から散骨まで、全て自力で行うことができれば散骨にかかる費用は0円ですが、実際はある程度専門業者にサポートしてもらわないとできません。

全ての遺骨を散骨する?手元に少し残す?
散骨実施者の約80%の方は遺灰の一部を手元供養されており、最終的にはご自身の手で散骨したり、自分の棺に一緒に入れて整理をするようです。手元に残す遺灰の量は耳かき一杯程度の方もいれば、コップ一杯分くらいの方など個人差があります。手元供養品も収納できる量は5g~40gと様々ですので、先に手元供養品を用意されてから粉骨されると良いと思います。遺灰は粉末ですので1cc=約2gです。

散骨の専門業者に散骨を委託する(代行)

遺骨を代行業者に預けて、粉骨から散骨まで一括で任せてしまう方法です。散骨業者が設定した海洋ポイントに散骨します。費用は5万円以下と安いのが魅力ですが、遺族は同行できないことと、業者選びを間違うと流れ作業的にポンポン行われるので「道徳的にどうなの?」という思いもあります。大手よりも小さな業者の方が比較的丁寧に散骨してくれているような気がします。

散骨@マガジンのスタッフが読者の代わりに散骨!
代行サービスは信用度が大事。当サイトの編集部スタッフが散骨ネットワークを活かして安価で確実に散骨を代行するサービスを始めました。→ プロに任せる散骨代行

ボート保有業者に海洋散骨をサポートしてもらう方法

ボートから散骨する様子最も丁寧な散骨ができるのがこのサポート散骨です。散骨可能な海洋や山などへ、業者がサポートしながら案内し、散骨そのものは遺族の手で行います。ボートなどを保有している会社が運営している場合が多いので、駅までの送迎や船内でのセレモニーなど、至れり尽くせりなので少々お値段は高めですが、3名以上の親族など大勢でできるので、故人にとっても遺族にとっても素晴らしい散骨になりますので最高峰と言われています。

遺骨を粉骨して自分で散骨する方法

火葬した遺骨をそのまま撒けば遺棄罪になってしまいますので、まずは遺骨を2mm以下に粉骨(遺骨を粉状まで粉砕すること)しなければなりません 。粉骨は自分でもできますが(遺骨箱に入った骨をビニール袋などに入れ、ハンマーで可能な限り粉々にしてからすり鉢を使ってすりつぶしてゆくのが一般的な方法)、遺族の骨を粉砕するのは想像以上に精神的にキツイです。専門の粉骨業者に頼めば2万円前後でやってくれますのでよほど理由がない場合は頼んでしまった方が良いと思います。

粉骨料金が安いところは流れ作業で他人の遺骨を粉砕した機械を掃除もせず使用していたりします。少々高くてもちゃんとした業者に依頼した方が良いかと思います。お勧めはこちらの散骨専門の粉骨業者さんです。 → 粉骨代行サービス『まごころ』

土地を持ってる方は自宅の庭や敷地に散骨する方もいます。パウダー状に粉骨すれば違法ではなくなりますが、散骨できる場所・できない場所がありますので確認してから行いましょう。

自分で海洋散骨をする方法

法律上は規制がないので海岸線から散骨しても違法ではありませんが、節度無く海水浴場や養殖場などの近くで散骨すれば民事レベルで問題になりかねません。ですので可能な限り沖合に出て海上で散骨することが好ましいのですが、自家用ボートを保有している方はほとんどいないので自力海洋散骨には制限が多いのが実情です。

シュノーケリング例えば釣りが好きだった方は釣り仲間が防波堤の先端から散骨してくれたり、サーファーはサーフボードで沖に出て散骨してくれたりするそうです。海水浴場に指定されていない岩場を選ぶとかもアイデアの1つでしょう。火葬後の遺灰はリン酸カルシウムですので、成分としては魚の骨と一緒ですので完全無害です。

フェリーやルート船などに乗船して、沖まで出たところでデッキから散骨するといった方法も考えられますが、ルート船の航路には散骨禁止の場所が多く含まれているので(養殖場の近くなど)やめておいた方が良いかも知れません。

海へ散骨する方法・注意点

自力で空葬散骨や宇宙葬をする

自力散骨で空葬は非常に難しいです。風船につけて飛ばすという方法も考えられますが、素人が飛ばした風船はどこで割れるか見当がつきません。また、万が一袋に入れたまま割れて落ちた場合、粉骨したとは言え3kg~5kgはありますので民家などに落ちれば甚大な被害をもたらします。空からの散骨は自力では難しいと思います。

空葬の一種に、風船に遺灰をくくりつけて大気圏あたりまで飛ばして散骨する方法などもありますが、この場合は遺灰全ては撒けないらしく、一部の遺灰だけらしいです。

散骨できる場所、できない場所

自力で樹木葬をする

お花畑

基本的にはきちんと粉骨した物であれば、許可を得た私有地などに撒くことは可能です。穴を掘って埋めたり、墓標を建てると埋葬法に抵触します。木の根元などに粉骨した遺灰を撒く場合は違法にはなりません。ペットは規制対象外です。

墓地以外の「人骨」樹木葬は違法です
最近は霊園などが敷地内に樹木を植えてその周りに大量の穴を開けてそこに遺骨を埋葬するタイプのものが売り出されてますが、墓地として認められていなければ違法ですので気をつけて下さい。必ず許認可を確認しましょう。

正しい樹木葬と募集型樹木葬の注意点

散骨旅行を行う方が増えてます

故人にとって最も嬉しい散骨は大好きだった場所への散骨です。ということで遺族が故人の思い出の場所を巡って少しずつ散骨する「散骨旅行」が流行ってます。一気に巡るのではなく、数ヶ月かけて少しづつ旅を楽しみながらスローペースで行う方が多いです。中には「え?そんな所に?」という方も中にはいらっしゃいましたが、節度をもって行えばいいのかな?なんて思いました。

何よりも散骨をするという目的ができて、活動的に旅行されてる方々の目がイキイキしているのがとても印象的でした。葬送という儀式は故人の魂よりも残された方々の慰めの為の行事なのかもしれません。

散骨旅行

散骨のルールとマナー

散骨のルール

散骨する遺骨は一片の長辺が2mm以下まで粉砕すること。これは散骨したものが明らかに骨であると分からないようにするためで、世界共通の標準ルールです。

散骨をする国の法律、州法、市区町村等の条例を厳守すること。散骨後に「知らなかった」では済まされないので、散骨する前に必ず調査しましょう。調べられない場合は現地の散骨業者に委託する等して健全な散骨を心がけましょう

散骨を許可していない市区町村一覧

散骨は遺族または親族が行い、第三者が代行するときは、当人または遺族、親族から直筆による委任状をもって執り行うようにしましょう。(印刷した書面の最後に直筆で承諾のサインでも可)委任状のない第三者による代理散骨は遺棄罪に問われる恐れもあります。また、代理散骨は確実に散骨されたか不安が残ります。

散骨の際は念のために、死亡診断書や埋葬許可証は携帯して行うようにしましょう。→ 散骨の準備

海上散骨をするときのマナー

海洋散骨で花飾りなどを一緒に添える場合は、セロハン包装やビニール製のリボン、アルミホイルは全てはずします。また、それらの花飾りが海流に乗って海岸にたどり着くこともあるので、輪になってるものは必ずバラしてから撒くようにしましょう。

遺灰は水溶性の紙袋に入れて散骨しましょう。

散骨用の花

空葬の場合、遺灰が海洋以外の場所に飛散しないような配慮しましょう。

樹木葬(埋葬しない)の場合は、土地の所有者、近隣住民に許可が必要です。

散骨の際は「節度をもって~」という概念から喪服を着ないのが一般的です。第三者から見たときに明らかに喪服で船に乗り込むとクレームが来ることもあります。特にリゾート地などではクレームになりやすいので配慮しましょう。

粉骨料金と諸費用
東京湾・散骨代行